アサイゲルマニウムは1967年に世界に先駆けて開発された、水溶性の有機ゲルマニウムです。創製以降、様々な研究が行われ、免疫調節、抗ウイルス、赤血球代謝促進など、多くの生理作用と高い安全性が確認されています。1998年に食品原料として提供を開始し、2002年には化粧品全成分表示名称「レパゲルマニウム」として、化粧品にも使用されています。
アサイゲルマニウムのはじまりは、終戦直後まで遡ります。当社の創設者である浅井一彦は、ドイツで石炭について学び、日本に帰国しました。戦後の復興には、エネルギー資源が重要だと考え、石炭研究の道に邁進します。浅井は、植物の化石である石炭にゲルマニウムが多く含まれていることは知っていましたが、詳しく調べると、朝鮮人参、サルノコシカケといった「健康に良い」といわれる植物の中にもゲルマニウムが豊富に含まれることが明らかになりました。
「ゲルマニウムは生命にとって重要な元素に違いない」
そう確信し、10年以上の歳月を費やし研究を重ねた結果、
これを“アサイゲルマニウム”と名付けたのです。
アサイゲルマニウムは、純度99.9999%以上の 多結晶ゲルマニウム(ゲルマニウム元素の塊)から独自技術により有機化して作られます。
二酸化ゲルマニウムから作られる製法もありますが、原料や製法が違うと、製造過程で生じる不純物も異なり、安全性や有用性に違いが生じると言われています。
浅井ゲルマニウム研究所は、開発当初からこの原料と製法にこだわり続け、高品質の有機ゲルマニウムを製造しています。
アサイゲルマニウムは、ゲルマニウム(Ge)と酸素(O)、カルボン酸(CH₂CH₂COOH)が結合した、単一化合物です。結晶状態(粉末)では、1つのGe原子に3つの酸素原子が結合している12員環の平面構造を持っています。
アサイゲルマニウムは、水に溶けると12員環構造から小さな分子に変化します。
これを研究分野では(THGP:ティーエイチジーピー)と呼んでいます。
アサイゲルマニウムの多岐にわたる生理作用は、THGPが生体内分子と相互作用をすることによってもたらされると考えられています。
※アサイゲルマニウムは単一化合物ですので、賦形剤などの他の成分は含みません。
アサイゲルマニウムが開発されて以降、安全性や有用性に関する研究は、繰り返し行われています。
免疫調節、抗ウイルスなどの多岐にわたる生理作用研究をはじめ、2000年以降は既存の健康食品素材にはない「赤血球代謝促進作用」などの研究も行われています。
当社が発表した安全性データおよび有用性データ等は、アサイゲルマニウムについて行われたものであり、
アサイゲルマニウムを使用した製品には、必ず右のロゴマークのいずれかが表示されています。
日本国内においては、ゲルマニウムを食品として使用する場合、予め長期の安全性等を確認したものを使用するように厚生労働省から通知が出ています※。
アサイゲルマニウムは、これまで様々な安全性試験を実施しています。2019年には一定レベルの安全性が確認された食品原料の有機ゲルマニウムとしてアサイゲルマニウムが「健康食品の《安全性自主点検》認証登録制度」に認証登録されました。(登録名:アサイゲルマニウム、コード番号:19A001001)
当社が公表する安全性データおよび有用性データは、アサイゲルマニウムを使用して得られたデータであり、アサイゲルマニウム以外の有機ゲルマニウムの安全性および有用性を保証するものではありません。
※昭和63年10月12日付衛新第12号 厚生省生活衛生局長通知