浅井一彦博士は、3冊の著書を通して、ゲルマニウムの魅力を世に広めました。
出版社:玄同社/初版発行: 1975(昭和50)年9月1日
本書は、ゲルマニウムの可能性に魅せられた著者が、その波瀾万丈な半生と有機ゲルマニウムの創製に至るまでの情熱、苦悩を赤裸々に綴った一冊です。人々を救うという使命感のもと、幾度となく壁にぶつかりながらも失敗を糧に、研究を諦めない姿は、読者の心を揺さぶります。本書は、浅井一彦の最も有名な著書の一つであり、過去には英語やドイツ語に翻訳され、多くの国で注目を集めました。
発売以来、33版以上を重ねているロングセラーとなっており、ゲルマニウムに興味のある方だけでなく、人生の目標に向かって努力するすべての人におすすめできる一冊です。
※絶版
出版社:玄同社/初版発行:1978(昭和53)年5月1日
自身の体調不良を有機ゲルマニウムで克服し、その有効性を確信した著者は、科学的な裏付けを徹底的に行い、「ゲルマニウムを讃える」というタイトル通りの一冊を完成させました。前作の『ゲルマニウムと私』では深堀りされていなかった、石炭研究時代のビジネスにおける苦い経験や、著者が欧州での世界自然医学学会で講演した際の反響の様子などが新たに綴られています。
本書には、科学的な探求心とゲルマニウム研究から学んだ人生観が深遠に融合した、奥深い一冊となっています。
※絶版
出版社:玄同社/初版発行:1981(昭和56)年8月1日
本書は、著者とめぐりあった様々な支援者との深い関わりを中心に、自らの歩みを振り返りながら綴った一冊です。多くの人々にゲルマニウムの恩恵を届けたいという強い思いから医薬品という道を志した著者は、その選択への葛藤を率直に告白しています。同時に、「健康」「薬」「自然」「生命体」といった普遍的なテーマを、著者独自の視点から深く掘り下げ、哲学的な考察を展開しています。
そして本書は、「ゲルマニウムを通じて、人類の健康——ひいては幸福に貢献したい」という著者の熱い願いで締めくくられています。
※現在、『ゲルマニウム讃歌』および『ゲルマニウムとわが人生』は合本として出版されております。