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有機ゲルマニウム研究の流れ:研究成果

有機ゲルマニウム研究は、浅井博士の「酸素代替説」を中心に進められた

1967年、浅井博士はアサイゲルマニウムの合成に成功しました。そして、できたばかりのアサイゲルマニウムを自ら飲用し、体調が回復していったという経験をしています。
この経験とアサイゲルマニウムの化学的構造・性質を踏まえて、まず浅井博士は「アサイゲルマニウムが生体内の酸素を豊富にする、すなわち酸素の代わりとなるのではないか」と考えました。その後、「がんは酸素の欠乏により発生する」という学説を基にして、アサイゲルマニウムのがんに対する作用の研究を本格化させます。
それと同時に、安全性をはじめとする様々な基礎研究にも取り組んでいきました。

アサイゲルマニウム開発直後の研究の流れ

残念ながら、浅井博士の「酸素代替説」が実証されることはありませんでしたが、近年、アサイゲルマニウムには体内で相対的に若い赤血球を増やす「赤血球代謝促進作用」があることが明らかになり、酸素代替説に近い作用があることを当社の研究部門が明らかにしています。

これまでの研究成果

物理化学的研究
  • 結晶構造の決定
  • 有機ゲルマニウム誘導体の合成とその物性
  • 分析科学研究
  • 糖との相互作用研究
安全性試験
  • 急性毒性:単回
  • 亜急性・慢性毒性:反復投与毒性試験
  • 抗原性:抗原性試験(一部非GLP)
  • 皮膚一次刺激性試験
  • 皮膚感作性試験
  • 皮膚光感作性試験
  • ヒトパッチテスト(GCP準拠)
  • 投与毒性試験
  • 催奇形性:生殖発生毒性試験
  • 遺伝毒性試験
  • 連続皮膚刺激性試験
  • 光毒性試験
  • 眼粘膜刺激性試験
  • がん原性試験
体内動態(吸収・分布・代謝・排泄)試験
基礎研究(生理活性試験)
  • 免疫調節作用
  • 化学発がんに対する作用
  • 抗ウイルス作用
  • 抗炎症、細胞・組織修復作用
  • 抗酸化作用
  • 臓器保護・機能に関する作用
  • 白内障に関する作用
  • 血圧調節作用
  • 抗変異原性作用
  • 抗腫瘍作用
  • 鎮痛作用
  • 皮膚に関する作用
  • 赤血球代謝に関する作用
  • 生体内分子との相互作用および遺伝子解析
  • 骨代謝に関する作用
  • 二酸化ゲルマニウムの生理作用
臨床試験
  • 悪性腫瘍
  • 帯状疱疹
  • リウマチ
  • 骨粗しょう症
  • 肺疾患
用途開発・応用研究
  • リサイクル化学研究
  • 糖異性化研究
  • 触媒科学研究